内臓脂肪 お茶バカ日誌20

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

腹痛があり、消化器内科に行ってきました。

今日はその備忘録です。

いつもに増して長文です。

【症状】

胃痛

妊娠中（約１年前）から現在に至るまで胃の違和感、痛みがある。

空腹時、食後（特に脂っこいものを食べた後）に症状がでやすい。

痛みはそう強くない。

左腹部の痛み

昨日から急に痛み出し、朝から夜寝るまで続いた。（今回の受診のきっかけ）

今朝は、違和感程度で痛みは緩和。

【検査】

・CT

・血液検査（結果は後日）

【CTの所見】

・腎臓、肝臓、脾臓等に異常なし。

・内臓脂肪はほぼない。

・皮下脂肪は一般的な感じ。（余計なお世話。笑）

・胃は動くため、CTでははっきりしたことが分からない。→後日、胃カメラを行う。

・腹水がある。この腹水が排卵期の卵巣出血であれば問題ないが。（排卵日は約一週間前。いまも腹部に出血が残っているものなのかはわからない）

・便がたくさんたまっている。（汚くてごめんなさい）

【診療結果】

・症状については、胃カメラで検査しなければはっきりしたことはわからない。CTの所見では、問題はなさそうだが。

症状が長引いているし、胃がんは若くても発症するので、検査の必要がある。（なかなか脅かしてきます。）

→胃薬の処方。１０月上旬、胃カメラ。

・症状については、急性の為、おそらく便秘が原因。たまった便に圧迫され、痛みがでたと思われる。便秘になると、下腹部だけでなく、左の上腹部が痛くなることがある。

自律神経の乱れで、便秘になることも多い。緊張すると心臓がドキドキするように、ストレスで胃腸も調子が狂う。自分で動悸を止められないように、胃腸の動きも自分ではコントロールできない。

→緩やかな下剤の処方。

ここで、「何かストレスがありますか」と聞かれました。

私は、「うーん……まあ……」とお茶を濁しました。

けれど、医師は「家庭や職場などで、何か気になることはありますか」「心配事はありますか」と突っ込んで聞いてきました。

そして、黙して、私の返事を促しました。

数秒足らずの沈黙。

まともに答える必要もなかったのかもしれませんが、咄嗟に何と答えていいか分からず、ああ息子の話をしなきゃと思いました。

すると、口を開く前から涙込み上げてきて、唇がわなわな震え、なかなかしゃべりだすことができませんでした。

絞り出すようにやっとのことで、声が出ました。

「子供が亡くなって……」

そう一言発すると、後から後から涙が溢れ、止まらなくなって、診察室で自分でもびっくりするくらい泣いてしましました。

医師は優しく、「それは辛かったですね。いつですか」と聞いてきたので、「２月です。生後１０日で」とだけ答えました。

他にも、もっと言いたいことがありました。

初めての子で心待ちにしていたこと。

手術の当日まで元気だと言われていたこと。

突然で、わけがわからなかったこと。

心臓の病気だったこと。

でも、何も言えませんでした。

嗚咽をかみ殺すのに精一杯で、

ただただ涙を拭うだけでした。

かなり動揺してしまい、しばらく呆然として、診察の内容が頭に入ってきませんでした。

私は人前で泣くのが苦手で、葬儀を終えてから、主人以外の人の前で泣いたことはありませんでした。

毎日毎日、声をあげ、息子の名前を呼び、咽んでいましたが、それはいつも一人でいる時で、堪らなくなって主人に泣きつくことはあっても、自分がずっと苦しんでいることを、家族や友人に告げたことはありませんでした。

その為、もう元気なんだと誤解されたこともありますが、そこで、「そうじゃない、そんなわけない」と否定せずに、相手の思うままにしていました。

昔から人に対して、自分を晒け出すことができない性格で、悩みがあっても誰かに相談したり、心を打ち明けたりするタイプではありませんでした。

冷たいと思われてしまうかもしれませんが、その裏には、人から理解されることを諦めているということがあげられるのかもしれません。

また、心療内科にも通っておらず、カウンセリングも受けていないので、息子のことを誰かに話したことはありません。

今回、7ヶ月目にして初めて、想定外の場と状況で、息子のことを人に話しました。

話すと言ってもたった一言二言ですが、息子のことを口にするだけで、これほど心が?き乱され、これほど取り乱すとは思ってもみませんでした。

普段、自分がいかに仮面を被って生活しているか分かりました。

日頃の平静は、感情を偽り、“悲しみを知らないひと”を装うことで、やっと保たれていることが、よく分かりました。

仕事をして、表面的には普通の生活をしています。

そこで、もやっとした気持ちが沸き上がった時、自分を極力遠くから見つめ、感情に名前を付け、理由を考えたりすることで、心を整理してきました。

ですが、実際にことに直面した時の生の感情というものは、どんな言葉でも表現できないような、激しく惑乱する感覚なのだということを、今日はっきりと思い出しました。

「愛する者についてうまく語れない」というのは、このことなのですね。

今日は７回目の月命日。

どうかどうか、幸せでありますように。